お天道様は見ている
読み方
おてんとうさま は みている意味
人に見られていないと思って行う善行や悪行でも、太陽・天の神であるお天道様はすべて見ている、という意味。悪いことは隠し通せず、正しく誠実に行動すべきだという戒めとして使う。また、善い行いはいずれ報われるというニュアンスもある。由来
「お天道様」は太陽を敬っていう語で、「天道様」ともいう。太陽を神聖な存在、また人の行いを見守る天の目として捉える民間信仰・道徳観から生まれた表現である。特定の作者や成立年は不明だが、近世(江戸時代)には「天道様は見通し」などの近い言い回しが広く用いられていた。備考
主に子どもへのしつけや、不正を戒める場面で使う。宗教的な教義を直接述べる表現ではなく、太陽や天が人の行いを見守るという日本の民間的な道徳観を表す。例文
- 誰もいないからといってごみを捨ててはいけない。お天道様は見ているよ。
- 彼は損得を考えずに困っている人を助ける。お天道様は見ているという気持ちを大切にしているのだろう。
- 不正を隠しても、いつか明るみに出るものだ。お天道様は見ている、と言うからね。
類義語
- 天道様は見通し
- 天網恢恢疎にして漏らさず
- 天知る地知る我知る人知る
- 悪事千里を走る