一念天に通ず
読み方
いちねん てんに つうず意味
一つのことを強く信じ、心を集中して努力すれば、その思いは天にも通じて、どんな困難なことでも成し遂げられるという意味。強固な決意や、ひたむきな努力の大切さを説く言葉。由来
中国由来の言葉とされる。南宋の朱熹(1130~1200年)の語録を弟子たちがまとめた『朱子語類』(13世紀初頭に成立)に関連する表現として説明されることが多い。ただし、「一念天に通ず」という現在の定型句そのものの直接の初出・成立年は明確ではない。備考
強い決意と努力を励ます際に用いる。努力すれば必ず成功するという保証ではなく、困難に向き合う強い意志をたたえる表現である。例文
- 何度失敗しても研究を続けた結果、彼は新しい治療法を発見した。一念天に通ず、ということだ。
- 合格は簡単ではないが、一念天に通ずの気持ちで毎日勉強を続けよう。
- 町の人々が復興を願って力を合わせた。まさに一念天に通ずで、数年後には活気が戻った。
類義語
- 精神一到何事か成らざらん
- 一心岩をも通す
- 石に立つ矢
- 一念岩をも通す