一難去ってまた一難
読み方
いちなん さって また いちなん意味
一つの困難や災難をようやく乗り越えたと思った直後に、さらに別の困難や災難が起こること。問題が次々と重なり、なかなか安心できない状況を嘆いたり説明したりするときに使う。由来
特定の作者や古典作品を典拠とすることわざではなく、「一難(ひとつの災難)」が去っても、また次の「一難」が来るという状況をそのまま表した表現とされる。正確な成立時期や初出は明らかではないが、近代以降のことわざ・慣用表現として広く定着している。備考
「一難去って又一難」とも書く。大きな問題や不運が続く場面で用いることが多く、話し手の困惑・嘆きの気持ちを伴う。例文
- 台風による停電が復旧したと思ったら、今度は断水になった。一難去ってまた一難だ。
- 試験が終わって安心していたのに、すぐ就職活動が始まるなんて、一難去ってまた一難だね。
- 工場の機械を修理した翌日に別の設備が故障し、担当者たちは一難去ってまた一難の状態だった。
類義語
対義語
- 苦あれば楽あり
- 禍を転じて福と為す