漢字辞典.com

検索
両雄並び立たず

読み方

りょうゆう ならびたたず

意味

二人のすぐれた実力者・指導者が、同じ地位や権力を争う場では、対等な立場のまま共存することは難しく、最終的にはどちらか一方が敗れたり退いたりするという意味。競争相手となる有力者同士の対立についていう。

由来

中国の歴史書『史記』淮陰侯列伝に見える「両雄不倶立(両雄は倶には立たず)」に基づく表現とされる。『史記』は前漢の司馬遷が紀元前1世紀ごろに編纂した歴史書である。日本では「両雄並び立たず」という形で定着した。

備考

主に権力・地位・市場などをめぐる有力者同士の競争に用いる。必ずしも実際の敵対や破滅を意味するわけではなく、対等な首位が長く共存しにくいという比喩である。

例文

  • 社長候補が二人とも強い支持を集めているが、両雄並び立たずで、いずれは一人に絞られるだろう。
  • 同じ市場でトップを目指す二社は、両雄並び立たずの激しい競争を続けている。
  • あの二人は能力も野心も突出しているため、両雄並び立たずとなって組織を分けることになった。

類義語

  • 一山に二虎を容れず
  • 両雄倶に立たず

対義語

このことわざに使われている漢字