人の振り見て我が振り直せ
読み方
ひとの ふりを みて わが ふりを なおせ意味
他人の行動や態度を見て、その良し悪しを自分の行動を省みるための手本・戒めにし、自分に悪い点があれば改めなさい、という意味。人の欠点を批判するだけでなく、自分にも同じ欠点がないか反省することを促す言葉。由来
江戸時代前期の俳諧書・随筆的な事物集『毛吹草(けふきぐさ)』(松江重頼編、寛永15年・1638年刊)などに見られるとされる古いことわざ。人の立ち居振る舞いを「鏡」として、自身の振る舞いを正すべきだという教訓を表した。備考
「振り」は身のこなし・態度・行いを指す。一般に「人の振り見て我が振り直せ」という形で用いる。相手を非難するためではなく、自省を促す教訓として使うのが適切。例文
- 同僚の遅刻を責める前に、人の振り見て我が振り直せというように、自分の出勤時刻も見直そう。
- 子どもには、人の振り見て我が振り直せの精神で、友達の失敗からも学んでほしい。
- 会議で他部署の説明不足を指摘したが、人の振り見て我が振り直せで、自部署の資料も改善することにした。
類義語
- 他山の石
- 反面教師
- 人を以て鑑と為す
- 人の鏡