人生七十古来稀なり
読み方
じんせい しちじゅう こらい まれなり意味
人が七十歳まで生きることは、昔から非常にまれであったという意味。長寿をたたえる言葉として用いられ、特に七十歳を迎える「古稀」の由来にもなっている。現代では平均寿命が延びたため、古い時代の寿命観を表す表現として使われることも多い。由来
中国・唐代の詩人、杜甫(712~770)の漢詩「曲江二首」其の二にある「人生七十古来稀」に由来する。詩は乾元元年(758年)ごろに作られたとされる。古来、七十歳まで生きる人は少ないという当時の寿命観を述べた句で、日本では七十歳の長寿祝いである「古稀(古希)」の語源としても定着した。備考
「古稀」は本来「古来、七十歳まで生きるのはまれ」という意味から生まれた長寿祝いの名称。現在の日本では七十歳は必ずしも珍しい年齢ではないため、歴史的・慣用的な表現として用いる。例文
- 祖父は今年古稀を迎え、「人生七十古来稀なり」という言葉をしみじみ感じると語った。
- 祝賀会のあいさつでは、人生七十古来稀なりという故事に触れ、七十歳の長寿を祝った。
- 医療が発達した現代では人生七十古来稀なりとは言いにくいが、長寿を尊ぶ言葉として今も知られている。
類義語
- 古稀
- 人生七十古来稀