住めば都
読み方
すめば みやこ意味
どんな場所でも、実際に住んで生活に慣れれば、その土地の良さが分かり、住みよい所・都のように感じられるということ。住む前には不便そう、つまらなそうと思えた場所でも、慣れや愛着によって快適に思えることをいう。由来
「都」は本来、天皇のいる政治・文化の中心地、すなわち最も栄え住みよい場所を指した語である。「住めば都」は、住み慣れた土地には愛着が生まれ、どこでも都のように感じられるという考えを表したことわざである。正確な初出や成立時期は明確ではないが、古くから日本で用いられてきた表現である。備考
引っ越し・転勤・移住などで、新しい土地への不安を和らげる際によく使う。実際の不便さを軽く扱うように聞こえる場合もあるため、相手の事情には配慮して用いる。例文
- 転勤先は田舎で不安だったが、近所の人も親切で店もそろっている。住めば都というものだ。
- 最初は狭い部屋が嫌だったけれど、家具を工夫して暮らしているうちに気に入ってきた。住めば都だね。
- 留学したばかりの頃は文化の違いに戸惑ったが、半年後には友人もできた。まさに住めば都である。
類義語
- 住めば都、去れば地獄
- 住み慣れれば都
対義語
- 隣の芝生は青い
- 故郷に勝る所なし