兵は神速を貴ぶ
読み方
へい は しんそく を たっとぶ意味
戦いでは、敵に対応する暇を与えないほど迅速に行動することが最も重要である、という意味。転じて、競争や交渉などでも、好機を逃さず素早く決断・実行することの大切さをいう。由来
中国の歴史書『三国志』魏書・郭嘉伝に由来する中国の兵法上の言葉。後漢末期の207年ごろ、曹操が烏丸を討とうとした際、軍師の郭嘉が「兵貴神速(兵は神速を貴ぶ)」として、敵の不意を突くために迅速に進軍すべきだと進言した故事に基づく。備考
本来は軍事に関する語だが、現代ではビジネスや競争場面で、迅速な決断・行動を促す表現としても使う。単なる拙速を勧める語ではなく、好機を逃さない速さを重視する。例文
- 競合他社が同じ企画を準備しているらしい。兵は神速を貴ぶというから、今週中に試作品を完成させよう。
- 災害時の救助活動では、兵は神速を貴ぶの精神で、関係機関がすぐに連携する必要がある。
- 部長は、兵は神速を貴ぶとして、市場の変化を受けた新サービスの開始を早めた。