剛よく柔を断つ
読み方
ごう よく じゅうを たつ意味
強く硬いものは、弱く柔らかいものを断ち切ったり打ち負かしたりできる、という意味。転じて、強い力や断固とした態度が、弱いものや優柔不断な態度を制することをいう。「柔よく剛を制す」と対照的な考え方を表す。由来
中国古典に見られる「剛」と「柔」の対比的な思想を背景とし、「柔よく剛を制す」と対になる表現として用いられてきたことわざである。ただし、「剛よく柔を断つ」という現在の定型句そのものの初出や成立した正確な時代は不詳。備考
武道や勝負、交渉などで、強さ・強硬さが有効であることをいう。常に力で押し切るべきだという意味ではなく、「柔よく剛を制す」と対にして剛柔の使い分けを語る場合も多い。例文
- 太い枝を斧で一気に割る様子は、まさに剛よく柔を断つだ。
- 交渉では柔軟さも必要だが、期限が迫れば剛よく柔を断つ決断が求められる。
- 彼は断固とした対応で問題を収め、剛よく柔を断つ姿勢を示した。
類義語
対義語
- 柔よく剛を制す
- 弱よく強を制す