割れ鍋に綴じ蓋
読み方
われなべ に とじぶた意味
ひびが入ったり割れたりした鍋には、綴じ合わせて直した蓋がよく合うように、欠点や難点のある者どうしでも、性格・境遇・程度などが似ていて釣り合いの取れた組み合わせになるというたとえ。特に夫婦や男女の組み合わせについていうことが多い。相手を低く評価する響きを伴う場合がある。由来
割れた鍋には、壊れた部分を綴じて修理した蓋がかえって合う、という日常の道具に基づくたとえから生まれたことわざ。「綴じ蓋」は、割れや欠けをつなぎ合わせて直した蓋をいう。成立した正確な年代や初出は明確ではないが、古くから夫婦・男女などの釣り合いを表す表現として用いられてきた。備考
主に夫婦・恋人などについて用いるが、互いを「欠けたもの」のように評する失礼な表現にもなり得る。本人の前や改まった場では使用を避け、「お似合いです」などと言い換えるのが無難。例文
- 癖の強い二人だけれど、互いの欠点を気にしないのだから、割れ鍋に綴じ蓋なのかもしれない。
- 周囲には意外な結婚に見えたが、本人たちは気が合うらしく、まさに割れ鍋に綴じ蓋だ。
- 「あの夫婦はよく似た者同士だね」「割れ鍋に綴じ蓋ということだろうね」