口から出れば世間
読み方
くち から でれば せけん意味
いったん口にしてしまったことは、自分だけの秘密ではなくなり、世間の人に伝わってしまうということ。秘密や未公表の話、人のうわさなどを軽々しく話してはいけないと戒める言葉。由来
作者や厳密な初出は不明です。近世から伝わる口承的なことわざで、江戸時代後期(18世紀末〜19世紀)以降に流布した上方系のいろはかるたにも採られ、広く定着したとされます。「世間」は社会一般や他人を意味します。備考
「世間」は社会一般・周囲の人々の意。秘密や未発表情報について、発言の慎重さを求める場面で使う。現代の日常会話ではやや古風な表現。例文
- この計画はまだ内密だ。口から出れば世間だから、会議の内容を外で話してはいけない。
- 人の秘密は、口から出れば世間という。軽い気持ちでうわさを広めるのはやめよう。
- 新製品の情報は口から出れば世間になりかねないため、関係者には守秘を徹底した。
類義語
対義語
- 口が堅い
- 口を慎む
- 口をつぐむ