名物に旨い物なし
読み方
めいぶつ に うまい もの なし意味
土地の名物として評判になっている食べ物は、期待が大きいぶん、実際に食べると必ずしもおいしいとは限らない、という意味。宣伝や世間の評判をそのまま信用せず、実物を自分で確かめるべきだという皮肉を含む。名物がすべてまずいという断定ではない。由来
成立した正確な年代や初出資料は不詳である。各地の名産品や旅先の食べ物を評価する風潮の中で生まれ、近世以降に広く定着したと考えられる。「名物に旨い物なし、名所に見所なし」という、名所への期待にも皮肉を加えた対句的な形でも伝わる。備考
名物や生産者を低く評価するように聞こえる場合があるため、当事者の前で使う際は注意が必要。「名所に見所なし」と対にして用いられることもある。例文
- 駅前の名物料理を食べたが期待ほどではなく、「名物に旨い物なし」という言葉を思い出した。
- 「名物に旨い物なし」と言われることもあるが、この町のそばは評判どおりにおいしかった。
- 旅行先では看板の評判だけで店を決めず、名物に旨い物なしということも考えて口コミを確認しよう。
類義語
- 評判倒れ
- 看板倒れ
- 名所に見所なし
- 名物に旨い物なし、名所に見所なし