嘘も追従も世渡り
読み方
うそも ついしょうも よわたり意味
人と付き合い、世の中をうまく生きていくためには、時には本心と異なることを言ったり、お世辞を使ったりすることも必要だという意味。処世術としての現実的な態度を表すが、嘘やへつらいを積極的に勧める言葉ではない。由来
特定の作者や初出が明確に分かっていることわざではない。近世以降、商いや人間関係の中で培われた処世訓として広まった表現と考えられる。「追従」は、人の気に入るように振る舞ったり、おべっかを使ったりすることを指す。成立した正確な年代は不明。備考
「追従」は「ついしょう」と読む。現代では、嘘や過度なお世辞を正当化する意味に受け取られることもあるため、使う場面には注意が必要。やや古風で、批評的・皮肉な文脈でも用いられる。例文
- 営業の仕事では相手への配慮も必要で、祖父はよく「嘘も追従も世渡り」だと言っていた。
- 彼は「嘘も追従も世渡り」と割り切って上司を褒めているが、度が過ぎると信頼を失う。
- 本音だけで人と衝突するより、場合によっては「嘘も追従も世渡り」という柔軟さも必要かもしれない。
類義語
- お世辞も世渡り
- 世渡り上手
- 長い物には巻かれろ