いずれ菖蒲か杜若
読み方
いずれ あやめ か かきつばた意味
どちらも同じように優れていて美しく、優劣をつけたり、一方を選んだりするのが難しいこと。もとは、よく似た花である菖蒲(あやめ)と杜若(かきつばた)の見分けがつきにくいことをたとえた表現。由来
菖蒲(あやめ)と杜若(かきつばた)は花の姿がよく似ており、古くから区別しにくい植物と考えられてきた。このことを、人や物の優劣がつけにくい状況にたとえたもの。正確な初出は明確ではないが、少なくとも近世、江戸時代にはことわざとして定着していたとされる。備考
「菖蒲」はここでは「あやめ」と読む。「しょうぶ」と読む場合は別の植物を指す。現在では植物学上、あやめと杜若には花弁の模様や生育場所などの違いがある。主に、二者がともに優れている場面で使う。例文
- 最終候補に残った二作品は、いずれ菖蒲か杜若で、一つを選ぶのは難しい。
- 姉妹はそれぞれ違った魅力があり、いずれ菖蒲か杜若というほかない。
- 二人の選手は実力が伯仲しており、いずれ菖蒲か杜若の好勝負になった。
類義語
- 甲乙つけがたい
- 伯仲する
- 優劣つけがたい
- どちらも劣らない
対義語
- 月とすっぽん
- 雲泥の差
- 天と地ほどの差