うまい物は宵に食え
読み方
うまいもの は よい に くえ意味
おいしい物は、空腹で何を食べてもおいしく感じやすい朝ではなく、比較的空腹でない夕方・夜に食べるのがよい、という意味。十分に味わえる時間に良い物を楽しもうという生活上の知恵を表す。由来
成立した正確な年代や典拠は明らかではない。朝は空腹のため質素な物でもおいしく食べられ、宵(夕方から夜の初め)は味を吟味しやすい、という昔の食生活の経験則から生まれたことわざとされる。備考
「宵」は日が暮れて間もない頃から夜の初めをいう。現代では厳密な食事法というより、良い物を落ち着いて味わうという趣旨で使われる。例文
- 旅行先で手に入れた高級な干物は、うまい物は宵に食えというから、今夜ゆっくり焼いて味わおう。
- 朝食は簡単なもので済ませ、夕食には好物を用意した。まさに「うまい物は宵に食え」だ。
- 祖父は、腹を空かせた朝なら何でも食べられると言って、うまい物は宵に食えを実践していた。