この親にしてこの子あり
読み方
この おや にして この こ あり意味
親の性質・才能・行動ぶりが子にも表れており、親子がよく似ていることをいう。立派な親に立派な子が育った場合に褒めて使うことが多いが、親子そろってよくない性質や行いをしている場合にも用いる。由来
正確な初出や成立時期は明らかではない。「この父にしてこの子あり」ともいい、親のあり方と子の姿が対応しているという考えを、漢文調の「~にして~あり」という形で表した言い回しとして定着した。中国や欧州にも親子の類似をいう類似表現があるが、特定の故事に由来することは確認されていない。備考
親子の類似を述べる表現で、褒め言葉にも批判にもなる。現在では性別を限定しない「親」が一般的だが、「この父にしてこの子あり」という形も用いられる。例文
- 地域のために長年尽くしてきた母の娘だけあって、彼女も進んでボランティア活動をしている。この親にしてこの子ありだ。
- 父親譲りの丁寧な仕事ぶりを見て、同僚は「この親にしてこの子ありですね」と感心した。
- 親子そろって約束を軽く扱う様子には、悪い意味でこの親にしてこの子ありと言わざるを得ない。
類義語
- 蛙の子は蛙
- この父にしてこの子あり
- 血は争えない
- 親の背を見て子は育つ