そばの花も一盛り
読み方
そばの はなも ひとさかり意味
器量がよくないと見なされる女性でも、若い盛りの時期にはそれなりに美しく、魅力的に見えるというたとえ。そばの花は小さく目立たないが、満開の時期には美しく見えることになぞらえた古い表現である。由来
正確な成立年や初出は明らかではない。小さく素朴なそばの花も、満開の「一盛り」には美しく見えるという観察を、女性の若さと容姿になぞらえて生まれたとされる。近世以来の古い価値観を反映したことわざとして用いられてきた。備考
女性の容姿を値踏みする含みを持つ古い表現である。現代では差別的・失礼と受け取られやすいため、日常会話で人に用いるのは避け、引用や解説の場面に限るのが無難。例文
- 昔の小説には、「蕎麦の花も一盛り」と言って、若い女性の容姿を評する場面が見られる。
- 祖父は若いころの写真を見て「蕎麦の花も一盛り、という言葉もある」と口にした。
- 「蕎麦の花も一盛り」を人に向けて使うのは、容姿を値踏みするようで失礼になり得る。
類義語
- 鬼も十八、番茶も出花