ミイラ取りがミイラになる
読み方
みいらとり が みいら に なる意味
人を連れ戻したり説得したりするために行った人が、かえって相手側の考えや立場に同調し、その仲間になってしまうこと。相手を変えようとした者が、逆に相手から影響を受けて変えられてしまうことをいう。由来
「ミイラを取りに行った者が、かえって自分もミイラになってしまう」という逆説的で誇張された情景に基づくたとえである。特定の歴史的事件や作者に由来することは確認されておらず、成立した正確な年代も不明である。近代以降、「説得・連れ戻しに行った人が相手方に取り込まれる」という比喩として定着した。備考
本来は、説得や連れ戻しに行った人が相手側に取り込まれる場合に使う。三つ目の例のように、目的と反対の結果になった場面を軽くユーモラスに表すこともある。例文
- 脱会を説得しに行った友人が、団体の理念に共感して入会してしまった。まさにミイラ取りがミイラになるだ。
- 競合企業から人材を引き抜くつもりで交渉したのに、担当者自身が好条件を提示されて転職した。ミイラ取りがミイラになった例だ。
- 子どもを早く寝かせようと寝室へ行った父親が、先に寝入ってしまった。この場合は冗談めかして、ミイラ取りがミイラになると言える。
類義語
- 朱に交われば赤くなる
- 感化される
- 取り込まれる