一の裏は六
読み方
いち の うら は ろく意味
物事には表面に現れている面だけでなく、それと対になる裏面・別の側面が必ずあるというたとえ。一方だけを見て判断せず、隠れた事情や影響にも目を向けるべきだという含みで用いる。由来
サイコロでは、一般的に一の目と六の目が向かい合う面に配置されていることに由来する。一の目が見えていれば、その裏側は六の目であることから、物事にも表と裏、対になる側面があることをいう。ことわざとしての正確な成立時期・初出は不詳である。備考
サイコロに由来するやや古風なことわざで、日常会話での使用頻度は高くない。「表裏一体」と近いが、見えていない裏面にも注意を促す文脈で使いやすい。例文
- この企画は利益ばかりに注目せず、リスクも調べよう。一の裏は六というように、利点には別の側面もある。
- 彼女の華やかな成功にも、長年の苦労があった。一の裏は六で、表に見える結果だけがすべてではない。
- 報道を一つ読んだだけで結論を出してはいけない。一の裏は六という言葉を忘れず、背景も確かめよう。
類義語
- 表裏一体
- 物事には表裏がある
対義語
- 裏表がない
- 表裏のない