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一升徳利に二升は入らぬ

読み方

いっしょうどっくり に にしょう は はいらぬ

意味

容量が一升の徳利には二升の酒を入れられないことから、人にはそれぞれ能力・器量・立場に限度があり、その限度を超えた事柄はできないというたとえ。自分の力量や身分に見合った行動をすべきだ、という教えを表す。

由来

一升しか入らない徳利に、その二倍の二升を入れることは物理的に不可能であるという身近な事実を、人の能力や器量の限界にたとえたことわざである。成立した正確な年代・初出の文献は明確ではないが、尺貫法の「升」と酒徳利が日常的に用いられていた近世以降に広まった表現と考えられる。

備考

能力・器量だけでなく、時間・予算・組織の処理能力など、限られた容量を超える要求にも用いる。相手の力量を低く見積もる響きになり得るため、対人場面では言い方に配慮が必要。

例文

  • 経験のない新人に部長と同じ仕事量を任せるのは、一升徳利に二升は入らぬというものだ。
  • 何でも一人で抱え込まず、一升徳利に二升は入らぬと考えて周囲に助けを求めよう。
  • 予算も人員も限られているのだから、一升徳利に二升は入らぬ。計画を現実的な規模に見直すべきだ。

類義語

対義語

このことわざに使われている漢字