一口物に頬を焼く
読み方
ひとくちもの に ほお を やく意味
一口で簡単に食べられそうな物でも、熱さを確かめずに口に入れれば頬を焼いてしまうことから、簡単だと軽く見たり、早く片付けようとしたりすると、思わぬ失敗や損害を受けるというたとえ。由来
熱い食べ物を「一口で食べられるもの」と油断して口にし、頬を焼くという日常的な経験をたとえにしたことわざである。特定の故事・人物に由来するものではなく、成立時期や初出の文献は明確ではない。備考
現在は日常会話での使用頻度が高い表現ではない。食べ物の熱さそのものより、「容易そうだと油断して痛い目を見る」という比喩として用いる。例文
- この仕事はすぐ終わると決めつけず、内容を確認しよう。一口物に頬を焼くというからね。
- 簡単な契約書だと思って読まずに署名したら不利な条件があった。まさに一口物に頬を焼く思いだ。
- 新人だからと軽く見て対戦したら負けてしまった。一口物に頬を焼くことになった。
類義語
- 急いては事を仕損じる
- 急がば回れ
- 慌てる乞食はもらいが少ない
- 小事は大事