一夜添うても妻は妻
読み方
ひとよ そうても つまは つま意味
たとえ夫婦として連れ添った期間が一夜だけであっても、いったん妻となった者は妻であり、夫婦の縁や立場は軽く扱えないという意味。短い婚姻関係であっても、その関係を認めて責任を果たすべきだという考えを表す。由来
正確な初出や成立年代は明らかではない。近世までの家制度・婚姻観を背景に、夫婦となった事実そのものを重く見る考えから生まれ、口承で伝わってきたとされる。「添う」はここでは男女が夫婦として連れ添う意。備考
現代では家父長制的・性別役割的な価値観を含む古い表現として受け取られることがある。日常会話では多用されず、歴史的な婚姻観を説明する文脈で用いられやすい。例文
- 二人はすぐに別れることになったが、「一夜添うても妻は妻」というように、彼は婚姻上の責任を軽く考えなかった。
- 昔は「一夜添うても妻は妻」といって、短い夫婦関係であっても縁を大切にすべきだとされた。
- 祖母は、夫婦になった以上は互いを尊重しなさいと、「一夜添うても妻は妻」と話していた。
類義語
- 一日夫婦百日夫婦
- 一夜夫婦百日夫婦