一寸先は闇
読み方
いっすん さき は やみ意味
人の将来や運命、これから起こる出来事は、ほんの少し先のことさえ予測できないというたとえ。順調に見える状況でも、突然の事故や変化が起こり得るため、油断できないという意味で用いる。由来
「一寸」は約3.03センチメートルというごく短い距離、「闇」は何も見えない暗さを表す。目の前のわずかな距離すら闇の中では見通せないことから、未来の出来事も予測できないという意味になった。江戸時代には、上方系のいろはかるたの「い」の札として広まったとされるが、厳密な初出年・成立年は不明。備考
不安定な将来や予想外の災難について言うことが多い表現。悲観を示すだけでなく、油断せず備えるべきだという戒めとしても使われる。例文
- 大企業に勤めていても、急な事業再編で状況が変わる。一寸先は闇だ。
- 昨日まで元気だったのに突然入院することになり、一寸先は闇だと実感した。
- 計画が順調だからと油断はできない。一寸先は闇という気持ちで、非常時の備えをしておこう。
類義語
対義語
- 前途洋々
- 見通しが立つ