一寸延びれば尋延びる
読み方
いっすん のびれば ひろ のびる意味
わずかな伸びや進歩でも、少しずつ積み重なれば、やがて非常に大きな伸び・成果になるというたとえ。一寸ほどの小さな増加が続けば、一尋ほどの大きな長さになる、という意味からいう。由来
「寸」と「尋」はともに古い長さの単位で、寸は約3.03センチ、尋は両手を広げた長さを基準とする約1.8メートル(地域・時代により差がある)である。一寸という小さな伸びでも重なれば一尋に及ぶ、という量の対比から生まれたことわざとされる。初出文献や正確な成立年代は明確ではない。備考
「尋」は通常「ひろ」と読む。現在は日常会話で頻出する表現ではなく、努力・学習・貯蓄などを継続して成果を積み上げる文脈で用いられる。例文
- 毎日十分ずつでも英語を勉強すればよい。一寸延びれば尋延びるというように、継続は大きな力になる。
- 売り上げを一日千円ずつ増やす工夫を続けよう。一寸延びれば尋延びるで、年間では大きな差になる。
- 子どもの読み書きも、毎日一文字ずつ覚えていけば一寸延びれば尋延びるで、いつか長い文章を読めるようになる。
類義語
- 塵も積もれば山となる
- 雨垂れ石を穿つ
- 継続は力なり
- 小積もりて大となる
対義語
- 焼け石に水
- 雀の涙
- 九仞の功を一簣に欠く