一日作さざれば一日食らわず
読み方
いちにち つくらざれば いちにち くらわず意味
一日働かなければ、その日は食事をする資格がない、という意味。自分の生活を支えるためには毎日まじめに働くべきであり、労働を怠ってはならないという勤労の尊さを説く言葉。由来
中国・唐代(8〜9世紀)の禅僧、百丈懐海(ひゃくじょうえかい)にまつわる言葉とされる。高齢になっても自ら作務(寺での労働)を続けた百丈の作業道具を弟子たちが隠したところ、百丈は「一日不作、一日不食(いちじつなさざれば、いちじつくらわず)」と言って食事を取らなかったという逸話に由来する。日本ではその訓読形として定着した。備考
「作」は農作業に限らず、働くこと・なすべき仕事をすることを指す。禅の作務の精神に由来し、他人を怠け者と非難するためより、自らを戒める文脈で用いられることが多い。例文
- 祖父は「一日作さざれば一日食らわず」を信条に、毎朝欠かさず畑へ出ている。
- 自分で生活費を稼ぐ以上、一日作さざれば一日食らわずという気持ちで仕事に向き合いたい。
- 先生は、勤労の大切さを教える際に「一日作さざれば一日食らわず」という言葉を紹介した。
類義語
- 一日不作一日不食
- 働かざる者食うべからず
- 勤労は尊い
対義語
- 濡れ手で粟
- 棚から牡丹餅
- 働かずして食う