七度尋ねて人を疑え
読み方
ななたび たずねて ひとを うたがえ意味
人を疑ったり責任を問うたりする前には、一度や二度の確認だけで判断せず、何度も事情を尋ねて事実を十分に確かめるべきだという戒め。軽率な疑い、早合点、見込みだけによる非難を慎むよう説く。由来
初出の文献や正確な成立年代は明確ではない、日本で伝承されてきた教訓的なことわざである。「七度」の七は厳密な回数ではなく、「何度も」「十分に」という意味を表す数として用いられている。備考
「七度」は実際に七回質問する意味ではない。相手を疑うこと自体を勧める表現ではなく、疑いや非難には慎重な確認が必要だという戒めである。現代ではやや硬い言い方。例文
- 取引先の不正を疑う前に、関係者への聞き取りと資料の確認を重ねよう。七度尋ねて人を疑え、という姿勢が必要だ。
- 説明に食い違いがあっても、すぐに彼を責めてはいけない。七度尋ねて人を疑えの教えどおり、まず事実を確かめよう。
- 誤送信の責任者を決める際には、七度尋ねて人を疑えと言うように、記録の照合と聞き取りを十分に行うべきだ。