七日通る漆も手に取らねばかぶれぬ
読み方
なのか とおる うるしも てに とらねば かぶれぬ意味
七日間そばを通りかかるほど漆に近づいていても、実際に手で触れなければ漆かぶれにはならないということ。危険な物事や面倒な人でも、こちらから深く関わらなければ災いを受けずにすむ、というたとえ。由来
漆に触れるとかぶれることがあるという性質をもとにしたたとえである。成立した正確な時期・典拠は明確ではないが、江戸時代から伝わることわざとして知られる。「七日」は長い間・何度もという意味を強める表現で、実際に七日である必要はない。備考
「かぶれる」は、漆などに触れて皮膚に炎症が起こる意。消極的に危険を避ける教訓であり、問題解決のために必要な関与まで否定する意味ではない。例文
- あの部署の争いには首を突っ込まないほうがいい。七日通る漆も手に取らねばかぶれぬというからね。
- うわさの投稿をわざわざ読んで反論しなくてもいいよ。七日通る漆も手に取らねばかぶれぬ、関わらないのが一番だ。
- 投資話が怪しいと思うなら契約しなければよい。七日通る漆も手に取らねばかぶれぬというわけだ。
類義語
- 触らぬ神に祟りなし
- 君子危うきに近寄らず
- 臭いものには蓋をする
対義語
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 火中の栗を拾う
- 危険を冒す