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三年勤め学ばんより三年師を選ぶべし

読み方

さんねん つとめまなばんより さんねん しを えらぶべし

意味

学問や技芸を身につけるには、ただ長年努力して学ぶだけよりも、時間をかけてでも自分に合った優れた師を選ぶほうが大切だ、という教え。よい指導者に出会うことが、上達や学びの成果を大きく左右するという意味である。

由来

中国の格言「三年勤学、不如三年択師(さんねん勤学するは、三年師を択ぶにしかず)」を、日本語の文語調で表したものとされる。「勤め学ぶ」は熱心に学ぶ意で、「学ばん」は古語の「学ばむ」が撥音化した形、「べし」は当然・勧めを表す。原典・初出および成立年代は明確ではない。

備考

学問・芸事・職業教育など、師匠や指導者から学ぶ場面で用いる。「三年」は実際の年数を指すのではなく、師選びに十分な時間をかけるべきだという強調である。短い形で「三年学ばんより三年師を選べ」ともいう。

例文

  • 茶道を始める娘に、祖父は「三年勤め学ばんより三年師を選ぶべし」だと言い、先生の人柄や指導方針をよく見るよう勧めた。
  • 独学で行き詰まったので、経験豊かな指導者を探すことにした。三年勤め学ばんより三年師を選ぶべし、という考え方もある。
  • 転職後の研修先を慎重に選んだのは、「三年勤め学ばんより三年師を選ぶべし」のように、最初に誰から学ぶかが重要だと思ったからだ。

類義語

  • 三年学ばんより三年師を選べ
  • 良師を選ぶ

このことわざに使われている漢字