三思して後に行う
読み方
さんしして のちに おこなう意味
何度もよく考え、事の成り行きや結果を十分に見極めてから行動すること。「三思」は三度考える意で、軽率に決めたり行動したりしない慎重さをいう。由来
中国の古典『論語』公冶長篇にある「季文子三思而後行(季文子は三たび思いて後に行う)」に由来する。春秋時代(紀元前6~5世紀ごろ)、魯の政治家・季文子が何事も三度考えてから行動したという故事である。なお孔子はこれを聞き、「再びすればこれ可なり(二度考えれば十分だ)」と評したとされる。備考
四字熟語では「三思後行(さんしこうこう)」ともいう。慎重さを表す一方、出典では孔子が「考えすぎず二度で十分」と述べており、過度な熟慮への戒めも含む。例文
- 新規事業への投資は大きな決断なので、三思して後に行う姿勢が求められる。
- 彼は三思して後に行うタイプで、感情に任せて返事をすることがない。
- 契約書に署名する前に、三思して後に行うべきだ。