上り坂あれば下り坂あり
読み方
のぼりざか あれば くだりざか あり意味
物事には、順調に発展したり良い状態になったりする時期がある一方で、衰えたり困難に直面したりする時期もあるということ。人生や事業などには好不調・盛衰があり、良い時ばかり、悪い時ばかりは続かないことをいう。由来
坂道には上る所があれば下る所もあるという身近な地形のたとえから生まれたことわざ。人生や世の中の移り変わりを坂の上り下りになぞらえた表現である。成立した正確な年代や初出は明らかではないが、近代以降のことわざ・慣用的表現として広く用いられている。備考
人生・景気・事業・健康などの好不調や盛衰について用いる。相手を励ます場合にも、好調な人への戒めとしても使える。「山あり谷あり」と近いが、上昇と下降の反復に重点がある。例文
- 新製品が大ヒットしたからといって油断はできない。上り坂あれば下り坂ありというから、次の手も考えておこう。
- 今は成績が伸び悩んでいるが、上り坂あれば下り坂ありだ。努力を続ければ状況は変わるかもしれない。
- 祖父は、商売で苦しい時期を経験するたびに「上り坂あれば下り坂あり」と言って、家族を励ました。
類義語
- 山あり谷あり
- 禍福は糾える縄の如し
- 人生万事塞翁が馬
- 盛者必衰