上戸に餅下戸に酒
読み方
じょうご に もち げこ に さけ意味
酒好きの上戸には餅を、酒を飲めない下戸には酒を与えるという、相手の好みや事情に合わない贈り方を表す。転じて、相手が必要としていないものを与えることや、配慮を欠いた的外れな扱いのたとえ。贈り物・サービス・仕事の割り当てなどについていう。由来
このことわざの正確な成立時期や最初の出典は明らかではない。酒好きの「上戸」と酒を飲めない・弱い「下戸」を対にし、祝い事や贈答品として身近だった餅と酒を、わざと相手の好みと逆に配する形で、ちぐはぐな配慮を表したものと考えられる。備考
「上戸」は酒を好み強い人、「下戸」は酒を飲めない、または弱い人を指す。現代では飲酒を強要しない配慮が必要なため、主に比喩として使うのが無難。例文
- 酒をまったく飲めない祖父への贈り物を日本酒にするのは、まさに上戸に餅、下戸に酒だ。
- 顧客の要望を確認せずに機能を追加しても、上戸に餅、下戸に酒になりかねない。
- 相手の好みを聞いてから品物を選ばないと、上戸に餅、下戸に酒という失敗をしてしまう。
類義語
対義語
- 適材適所
- かゆい所に手が届く
- 相手本位