上手は下手の手本
読み方
じょうず は へた の てほん意味
技量の優れた人の仕事ぶりや方法は、未熟な人が学び、上達するための模範になるという意味。上手な人のやり方をよく観察して手本にすることの大切さをいう。由来
明確な出典や成立年は不詳です。芸事・職人仕事などで、熟達者の技を見て学ぶという伝統的な学習観から生まれたことばと考えられます。古くから「上手は下手の手本、下手は上手の手本」と後半を続けて用いられ、未熟な人の失敗も熟達者が自戒する材料になる、という意味まで含める形が一般的です。備考
「上手は下手の手本、下手は上手の手本」という全形で使われることも多いです。後半には、下手な例からも上手な人が改善点や戒めを学べるという含みがあります。例文
- 書道を始めたばかりの弟には、先生の筆運びをよく見るように言った。上手は下手の手本だからだ。
- 先輩の接客を観察して言葉遣いを学ぼう。上手は下手の手本というように、優れた人の仕事には学ぶ点が多い。
- 料理教室では、講師の包丁さばきが受講者の手本になった。まさに上手は下手の手本である。
類義語
- 見習うは真似ることから
- 習うより慣れよ
対義語
- 下手は上手の手本