下手の手習い
読み方
へた の てならい意味
習字などが下手な人が、それを習い始めること。転じて、技量が十分でない人が何かを習うことを、ややからかい・へりくだりの気持ちを込めていう。努力して学ぶこと自体を否定する語ではないが、相手に対して使うと失礼になる場合がある。由来
「手習い」は、もともと文字を書くことや習字を習うことを意味する語で、平安時代ごろから用例が見られる。「下手の手習い」は、下手な者が習字を習うという素朴な情景から生まれた表現と考えられる。ことわざとしての正確な成立年代・初出は不明である。備考
自分をへりくだっていう場合には使えるが、他人の学びや挑戦を指して使うと嘲笑的に響きやすい。「下手の横好き」は、下手でもそのことが好きである意。例文
- 字が読みにくいと言われたので、下手の手習いだが書道教室に通い始めた。
- 彼女の絵画教室通いを下手の手習いなどと笑うのは失礼だ。
- 下手の手習いでも、毎日練習を続ければ少しずつ上達する。