下衆の逆恨み
読み方
げす の さかうらみ意味
身分や品性が低いと見なされる者が、人から受けた親切や恩をありがたく思わず、かえってその相手を恨むこと。また、理由のない恨みを抱いて相手に害を加えようとすることをいう。由来
「下衆」は本来、身分が低い人や品性の卑しい人を指す語で、「逆恨み」は自分に非があるにもかかわらず、相手を恨むことをいう。この二語が結び付いてできたことわざである。正確な初出資料や成立年は明確ではないが、近世以降に用いられてきた表現とされる。備考
「下衆」は現代では相手を強く侮辱する語であり、このことわざも非難の度合いが強い。実際の人物に直接向けて使う際は注意が必要。例文
- 親切に助言しただけなのに、彼は下衆の逆恨みのようにこちらを非難し始めた。
- 恩を受けながら相手を陥れようとするとは、まさに下衆の逆恨みだ。
- 注意された腹いせに誹謗中傷するのは、下衆の逆恨みにすぎない。
類義語
- 恩を仇で返す
- 恩知らず
- 飼い犬に手を噛まれる
対義語
- 恩に報いる
- 恩を返す
- 義理を忘れない