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下駄と焼き味噌

読み方

げた と やきみそ

意味

履き古して足になじんだ下駄と、十分に熟成して焼いた味噌は、古いものほどよいという意味。一般に、使い慣れて価値が増した物や、年月を経て味わい・良さが出た物を大切にするたとえとして用いる。「下駄と焼き味噌は古いほどよい」の省略形。

由来

成立時期や初出の文献は明確ではない。下駄が日常の履物であり、味噌が保存・熟成食品として生活に深く根付いていた時代の経験則から生まれたとされる。下駄は履き慣らすほど足に合い、焼き味噌は熟成したものほど風味がよい、という庶民生活の実感を表したことわざである。

備考

現代では下駄や焼き味噌が身近でないため、日常会話での使用頻度は高くない。物が古くなれば必ずよいという意味ではなく、使い込みや熟成によって価値が増す場合をいう。

例文

  • 祖父は新品の靴よりも履き慣れた下駄を好み、「下駄と焼き味噌だ」と言って大切にしていた。
  • 何年も使って手になじんだこの道具を見ると、まさに下駄と焼き味噌だと思う。
  • 熟成味噌の香りを楽しみながら、母は「下駄と焼き味噌は古いほどよいのよ」と笑った。

類義語

対義語

このことわざに使われている漢字