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下駄も阿弥陀も同じ木の切れ

読み方

げた も あみだ も おなじ き の きれ

意味

下駄と阿弥陀如来の像は用途や見た目、尊さが大きく異なるように見えても、もとは同じ木から作られたものである。そこから、身分・立場・外見などに差があっても、人間としての本質や出自は同じだというたとえ。また、見かけほど本質的な違いはないという意味でもいう。

由来

下駄も仏像の阿弥陀も、材料にすれば同じ「木の切れ(木片)」であることに基づくたとえ。人の貴賤や社会的な地位を相対化し、もとは同じものだとする考えを表す。正確な初出・成立年は明確ではないが、近世(江戸時代)頃から用いられてきたことわざとされる。

備考

「阿弥陀」は阿弥陀如来、その仏像を指す。「木の切れ」は木片の意。現在は主に、人の身分や立場による優劣を戒める文脈で使う。

例文

  • 肩書きだけで人を見下してはいけない。下駄も阿弥陀も同じ木の切れというように、誰もが同じ人間だ。
  • 社長と新入社員では役割は違うが、下駄も阿弥陀も同じ木の切れだという気持ちで、互いに敬意を払いたい。
  • 家柄の違いを気にする彼に、祖父は「下駄も阿弥陀も同じ木の切れだ」と諭した。

類義語

対義語

このことわざに使われている漢字