乞食の系図話
読み方
こじき の けいずばなし意味
現在の生活や立場には何の役にも立たない、家柄・祖先・過去の栄光などを得意になって語ることのたとえ。現実とかけ離れた由緒自慢や、時代遅れの自慢話をからかっていう。由来
「乞食」と呼ばれた人が、困窮した現在の境遇とは関係なく、先祖の家柄や系図を語って自慢する、という設定から生まれたたとえ。いつごろ成立したか、明確な初出や年代は不詳である。備考
「乞食」は現代では差別的・侮蔑的と受け取られる語であるため、日常会話での使用は避けるのが望ましい。主にことわざの説明や古い文章を読む際に用いられる。例文
- 今の仕事には役立たない先祖の武勇伝ばかり語るのは、乞食の系図話だ。
- 会社が危機にあるのに創業当時の成功だけを誇る議論は、乞食の系図話に終わった。
- 彼の家柄自慢は、聞く人には乞食の系図話のように感じられた。
類義語
- 昔の自慢話
- 過去の栄光を語る
- 家柄自慢
対義語
- 身の程を知る
- 分をわきまえる
- 現実を直視する