事実は小説よりも奇なり
読み方
じじつ は しょうせつ よりも きなり意味
現実に実際に起こる出来事には、作り話である小説よりも、かえって不思議で意外なことがあるという意味。人の人生や社会で起こる事件には、想像を超える偶然や複雑さがあることを表す。由来
英語のことわざ・表現「Truth is stranger than fiction」に由来する。イギリスの詩人バイロンが叙事詩『ドン・ジュアン』第14歌(1823年刊行)で、「真実は常に奇妙であり、虚構よりも奇妙だ」と述べたことが広く知られている。これが日本語に訳され、「事実は小説よりも奇なり」として定着した。備考
現実の出来事が非常に意外・不可思議で、創作以上に劇的だと感じた場面で用いる。やや文章語的で、「現実は小説よりも奇なり」と言い換えることも多い。「奇なり」の「奇」は「不思議だ・珍しい」の意。例文
- 長年行方不明だった人物が別の名前で近くに暮らしていたとは、まさに事実は小説よりも奇なりだ。
- ニュースで事件の経緯を知り、こんな偶然が本当にあるのかと、事実は小説よりも奇なりという言葉を思い出した。
- 映画のような再会の話を聞いたが、本人たちの実話だというから、事実は小説よりも奇なりである。
類義語
- 現実は小説よりも奇なり
- 真実は小説よりも奇なり