人は情けの下に住む
読み方
ひと は なさけ の した に すむ意味
人は他人から受ける思いやりや助けによって支えられ、生きていけるということ。また、人と人とが情けを掛け合うことの大切さをいう。「下」は屋根の下のように、人を守り支えるもののたとえである。由来
「情け」を人を保護し支えるものに見立てた表現である。成立した正確な年代や最初の出典は明確ではないが、近世以降に広く用いられてきたことわざとされる。人間関係における相互扶助を重んじる日本の生活観を表している。備考
「下」は物理的な場所ではなく、思いやりによる保護や支えを表す比喩。互いに助け合う人間関係の大切さを説く際に用いる。例文
- 困ったときに近所の人が助けてくれた。人は情けの下に住むということを実感した。
- 商売でも、客や取引先との信頼と情けを大切にしたい。人は情けの下に住むのだから。
- 祖母は、困っている人を見かけると、「人は情けの下に住むのよ」と言って手を差し伸べた。
類義語
- 情けは人のためならず
- 持ちつ持たれつ
- 人は一人では生きられない