人を見たら泥棒と思え
読み方
ひと を みたら どろぼう と おもえ意味
見知らぬ人や他人をむやみに信用せず、だれに対しても警戒心を持つべきだという戒め。盗難や詐欺などの被害を防ぐための用心を促す言葉である。ただし、文字どおり全ての人を泥棒扱いせよという意味ではない。由来
成立した正確な年代や初出は明確ではない。近世以降、子どもや世間慣れしていない人に対し、知らない人を安易に信用せず、防犯のために注意するよう教える戒めとして広まったとされる。人の多い都市生活で、盗難などへの警戒が必要だった社会背景とも結び付けられる。備考
防犯上の戒めとして用いるが、他人への過度な不信や偏見を助長しかねない強い表現でもある。現代では文字どおりに受け取らず、状況に応じて適切に警戒するという意味で使うのが望ましい。例文
- 旅行先では貴重品の管理を徹底し、「人を見たら泥棒と思え」というくらい慎重に行動した。
- 祖父は、知らない人について行かないようにと、子どもたちに「人を見たら泥棒と思え」と言い聞かせた。
- その言い方は極端だが、防犯意識を持つという意味では「人を見たら泥棒と思え」という教えにも一理ある。
類義語
対義語
- 人を見たら仏と思え
- 信じる者は救われる