人使うは使わるる
読み方
ひと つかう は つかわるる意味
人を使って仕事をさせる立場にある人も、実際にはその人たちの働きや協力によって支えられ、逆に動かされているということ。人の上に立つ者は一方的に命令するのではなく、相手への配慮や信頼を忘れてはならない、という人使いの難しさをいう。由来
明確な初出文献や成立年は未詳である。「使わるる」は、現代語の「使われる」に当たる古語の受身形であり、この古風な表現によって伝えられてきたことわざである。人を使う立場と使われる立場は完全に一方的なものではなく、互いに依存し合うという考えを表す。備考
「使わるる」は現代語の「使われる」に当たる古語。上司・経営者などが、人を扱う難しさや相互依存を説く場面で用いる。日常会話ではやや古風な表現である。例文
- 部下に仕事を任せるだけでなく、「人使うは使わるる」の心構えで、現場の意見を聞くようにしている。
- 経営者は従業員の力があってこそ会社を動かせる。まさに人使うは使わるるだ。
- 彼は上司になってから、人使うは使わるるという言葉の意味を実感した。
類義語
- 人を使う者は人に使われる
- 人を使うは苦を使う
- 情けは人の為ならず
対義語
- 人を使うより人に使われよ