人食い馬にも合い口
読み方
ひとくいうま にも あいくち意味
人をかみ殺すほど荒々しい馬にも、その馬と気が合い、うまく扱える人がいるということ。転じて、どんなに扱いにくい人や気難しい人にも、相性がよく理解し合える相手はいるというたとえ。由来
荒い馬や人をかむ癖のある馬でも、特定の騎手にはよく従い、乗りこなせる場合があるという馬との関わりから生まれたたとえとされる。特定の古典作品を初出とする説や成立年は明確ではないが、江戸時代から用例が見られるとされる。備考
主に「気難しい人にも相性のよい相手がいる」という意味で用いる。「人食い」は実際に人を食べる意ではなく、人をかむほど荒い馬を強調した表現である。例文
- 皆が彼を頑固で扱いにくいと言うが、新任の部長とは不思議なほど意思が通じる。人食い馬にも合い口ということだ。
- あの犬は知らない人にはほえるのに、妹にだけはすぐになついた。人食い馬にも合い口だね。
- 意見の衝突が多い彼女にも、長年の友人は上手に付き合っている。まさに人食い馬にも合い口である。
類義語
対義語
- 犬猿の仲
- 水と油
- 反りが合わない