仏の光より金の光
読み方
ほとけ の ひかり より かね の ひかり意味
仏が放つありがたい光よりも、金銭の力や黄金の輝きのほうが、現実の世の中では人の心を動かし、物事を動かす力があるということ。金銭の威力の大きさや、金をありがたがる世相を皮肉っていう。由来
仏の後光と、金(黄金・金銭)の光を対比して、金銭が人に及ぼす強い影響を風刺した表現である。正確な成立年や初出資料は明らかではないが、金銭万能の世相を批判的に表すことわざとして近世以降に用いられてきたとされる。備考
金銭の力を肯定するというより、人々が金に左右される世相を皮肉る場合に使うことが多い。相手を直接非難する場面では、失礼・冷笑的に響くことがある。例文
- 寄付をすると急に皆が丁重に扱い始めた。まさに仏の光より金の光だ。
- 理念だけでは事業は続けられない。資金集めの場では、仏の光より金の光という現実を思い知らされる。
- 彼は有名な僧侶よりも大金持ちの言葉を信じているらしい。仏の光より金の光とは、このことだ。
類義語
対義語
- 金より命
- 清貧に甘んずる
- 金銭に恬淡である