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仏千人神千人

読み方

ほとけ せんにん かみ せんにん

意味

人の数だけ信仰する神仏や信仰のあり方があり、信仰の対象・考え方は人それぞれであるということ。「千人」は正確な人数ではなく、非常に多いことを表す。転じて、宗教や信仰に限らず、人の好みや価値観が多様であることにもいう。

由来

正確な初出や成立年代は明らかではない。多くの神仏を信仰の対象としてきた日本の神仏習合的な文化を背景に生まれた言い回しと考えられる。「仏も千人、神も千人」のように、信仰の対象が数多くあり、人ごとに異なることを「千人」という誇張表現で示したもの。

備考

主に信仰対象や宗教観の多様さについていう、やや古風なことわざ。現在は一般的な価値観・好みの違いにも比喩的に使えるが、「十人十色」のほうが日常会話では一般的。

例文

  • 同じ町でも家ごとに守り神や信仰する寺が違う。まさに仏千人神千人だ。
  • 信仰の形を一つに決めつけるべきではない。仏千人神千人というように、人にはそれぞれ大切な神仏がある。
  • 祭礼の作法が地域ごとに異なるのは、仏千人神千人という言葉を思わせる。

類義語

このことわざに使われている漢字