仲人七嘘
読み方
なこうど ななうそ意味
仲人は縁談や見合いをまとめるため、双方の長所を実際以上にほめたり、都合の悪い点を少しぼかしたりして、七つほどのうそを言うものだということ。「七」は厳密な数ではなく、いくつか・かなりの数という意味である。由来
特定の初出文献や成立年代は明確ではない。見合い結婚が広く行われ、仲人が両家の間に立って縁談を整えた社会的慣習を背景に生まれたことわざと考えられる。「七」は実数ではなく、ある程度の数や多さを表す言い方である。備考
現代では仲人を立てる結婚が減り、やや古風な表現である。円満のための誇張を指すが、虚偽を正当化する言葉として使うと不快感を与えることがある。例文
- 二人とも遠慮して長所を言わないので、仲人七嘘のつもりで互いの魅力を少し大きめに伝えた。
- 祖母は縁談の話を聞くと、「仲人七嘘というから、条件は自分でもよく確かめなさい」と言った。
- 仲人七嘘という言葉はあるが、経歴や収入などの重要な事実まで偽ってよいという意味ではない。
類義語
- 仲人の嘘は七つ
- 仲人は七つ嘘をつく
- 仲人口八丁手八丁