健全なる精神は健全なる身体に宿る
読み方
けんぜんなる せいしんは けんぜんなる しんたいに やどる意味
健康で丈夫な身体には、健康で健全な精神も備わる、という意味。身体を鍛え健康を保つことが、心の健やかさにもつながるという考えを表す。ただし、身体が健康でなければ健全な精神を持てない、という絶対的な意味ではない。由来
古代ローマの詩人ユウェナリス(ユウェナリス)の『風刺詩集』第10篇にあるラテン語「Orandum est ut sit mens sana in corpore sano(健全な身体の中に健全な精神があるよう、祈るべきである)」に由来する。成立は紀元1世紀末から2世紀初頭頃とされる。原文は、心身の健全さを神に願うべきだという趣旨であり、日本語で広まった「健康な身体が健全な精神を生む」という解釈とはやや違いがある。備考
ラテン語由来の格言で、教育・スポーツ・健康に関する文脈でよく使われる。身体の健康と精神の健全さを単純な因果関係として断定する表現ではない点に注意する。現代語では「健全な精神は健全な身体に宿る」ともいう。例文
- 学校では、健全なる精神は健全なる身体に宿るという考えから、学習だけでなく運動にも力を入れている。
- 毎朝の散歩を続けている祖父は、「健全なる精神は健全なる身体に宿る」と言って、規則正しい生活を勧める。
- 心の健康を保つためにも、健全なる精神は健全なる身体に宿るという言葉を思い出し、十分な睡眠と食事を大切にしたい。
類義語
- 健全な精神は健全な身体に宿る
- 健全な魂は健全な肉体に宿る
- 心身一如