先立つ物は金
読み方
さきだつ ものは かね意味
何かを始めたり物事を進めたりするには、まず費用となる金銭が必要だという意味。理想や計画があっても、資金がなければ実行に移しにくいことをいう。由来
成立した正確な年代や出典は明らかではない。「先立つ」は「前もって必要になる」の意で、「先立つものは金」として江戸時代以降の庶民の言葉として広く用いられてきたと考えられる。生活や商売の現実として、何をするにも元手・費用が必要であることから生まれた表現である。備考
「先立つものは金」と、仮名で「もの」と書くことも多い。金銭の必要性を現実的に述べる表現であり、金だけがすべてだと断定する意味ではない。例文
- 独立して店を開きたいが、先立つ物は金なので、まず開業資金をためることにした。
- 旅行の計画は立てたものの、先立つ物は金で、今年は見送ることになった。
- 研究を進めるには設備も必要だ。先立つ物は金だから、助成金を申請しよう。
類義語
対義語
- 金で買えないものもある
- 清貧に安んずる