兎の昼寝
読み方
うさぎ の ひるね意味
眠っているように見えても、実際には目を覚まして周囲を警戒しており、油断できないことのたとえ。相手が無防備に見えても、警戒心を解いているとは限らないという意味で用いる。由来
兎は眠る際にも目を開けているように見える、あるいは少しの気配で目を覚ますとする俗説に由来する。江戸時代にいろはかるたなどを通じて広まったとされるが、正確な初出年・成立時期は不明である。備考
「狸寝入り」のように意図して眠ったふりをすることではなく、眠っているように見えても警戒を解かないことをいう。現代の日常会話での使用頻度は高くない。例文
- 彼は居眠りしているように見えるが、会議の内容は聞いている。兎の昼寝かもしれないから、軽率な発言はできない。
- 警備員が動かないからといって油断するな。兎の昼寝というように、周囲の様子をうかがっているかもしれない。
- 交渉相手は黙っていたものの、兎の昼寝のようにこちらの条件を注意深く見極めていた。
類義語
- 狸寝入り
- 寝たふり
- 油断ならない
対義語
- 無防備
- 無警戒
- 熟睡