内の烏外の鷹
読み方
うち の からす そと の たか意味
身内や家の中では平凡で目立たない、あるいは低く見られている人が、外の社会では才能や力量を発揮し、立派に見えること。身近な者には評価されにくい人物が、他人からは高く評価されるというたとえ。由来
成立した時期や初出の文献は明確ではない。ありふれた鳥とみなされる「烏」と、勇ましく優れた鳥の象徴である「鷹」を対照させ、内では目立たない者が外では優れて見えることを表した俗諺と考えられる。備考
主に身内の人について用いる。実際の能力が変わるという意味ではなく、家庭内と外部とで見え方や評価が異なることをいう。自分をへりくだって言う場合にも使える。例文
- 弟は家ではぼんやりしているように見えるが、取引先では的確に交渉をまとめる。まさに内の烏外の鷹だ。
- 家族が頼りなく思っていた彼女が、地域の発表会では堂々と司会を務めたので、内の烏外の鷹だと皆が感心した。
- 内の烏外の鷹というように、身内には目立たなく見える人でも、外では高く評価されることがある。
類義語
- 内の倅外の大名
- 内の鶏外の鷹