内は仏外は鬼
読み方
うちは ほとけ そとは おに意味
家の中や身内に対しては仏のように穏やかで従順なのに、家の外や他人に対しては鬼のように荒々しく、恐ろしい態度をとること。また、そのような人をいう。主に、内外で態度が著しく異なる人を評して用いる。由来
仏は慈悲深く穏やかな存在、鬼は恐ろしく荒々しい存在とする仏教的・民間的なイメージを対比させたことば。「内」は家庭や身内のいる場、「外」は家庭の外・世間を指す。成立した正確な年代や最初の用例は明らかではない。備考
人の二面的な態度を批判的・皮肉に表すことが多いことわざ。「内」は家庭内、「外」は社会や他人の前をいう。単に仕事で厳しい人を指す場合には、強い非難にならないよう注意が必要。例文
- 弟は家では口数が少なく大人しいのに、学校では乱暴らしい。まさに「内は仏外は鬼」だ。
- あの子は親の前では素直だが、友達には威張っているという。内は仏外は鬼では困る。
- 部長は家族には優しい一方、部下には必要以上に厳しいため、周囲から内は仏外は鬼だと言われている。
類義語
- 内は仏外は夜叉
対義語
- 内弁慶の外地蔵
- 外面如菩薩内心如夜叉